まつなが えいじ
高校生。生きる目標と、今の世の中で自分に出来る事を模索する。気さくで面倒見が良く、人に頼られると嫌とは言えないお人好し。
ゆきはら ただかず
行き倒れていた栄治を助けた通りすがりの男。口より先に手が出る短気な性格だが、義理人情に厚く涙脆い一面も持つ。
かざやま とものぶ
和風喫茶店『紫影館』の副店長。温厚で人当たりの良い好人物。仕事の合間も読書に熱中する本の虫。時勢にも詳しく、教養溢れる論客。
つきしま さい
日本文化に興味を持ち来日したアメリカ人。日本に関する知識は日本人のそれを上回る。大柄な体躯に似合わず、大の甘党で和菓子が好物。
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忍装束で暗躍する自らを「監察方」と名乗る人物。回天狗党を倒すために幽士隊に味方する。
せりざわ かも
芹沢一派を率いる頭領。幕末に武装蜂起した水戸天狗党の元一員。門下たちと現代に甦り、再び尊皇攘夷を起こさんと暗躍する。
にいみ にしき
芹沢一派の懐刀。必要以上の事は喋らず、芹沢に影のように従う。隠密行動と調査能力に長けており、自分の死後の事情にも通じている。
ひらま じゅうすけ
芹沢一派。平山とはいつも行動を共にする。相棒の口真似をする癖がある。のんびり構えているようで、短気な平山の歯止め役。
ひらやま ごろう
芹沢一派。平間とはいつも行動を共にする。癇癪持ちで短気。隻眼だが、剣の腕は侮れない。
とうどう へいすけ
天狗の面の男と行動を共にしている。どんな小さな事にも懸命で、自らが率先して動く行動力の持ち主。
藤堂の師。天狗の面をつけて素顔を隠している。回天狗党と手を組んでいるが、独断で行動する事も。その目的は…?
はなさき のぞむ
和風喫茶店『紫影館』の常連客。実家は鍼灸医。大学の医学生。京都弁で喋る。
とりい かずたけ
和風喫茶店『紫影館』の料理長。腰が低くて愛想の良い働き者。年のせいか仕事柄か腰痛持ち。