新選組!!−土方歳三最後の一日−

年末年始にバタバタして、ちょっとネットから遠ざかっていたら、あちこちで色んな反応が…!
驚くと共に「組!」がこんなにも愛されている事に、ちょっと嬉しくなりました。

さて、私が抱いた感想はお仲間の皆さんがだいたい網羅して下さっていたので、手短に。(笑)

多摩を目指して、鉄っちゃんが一人草原を駆けていくラストには「組!!」の全てが凝縮されていたと思います。
副長も、そしてまたその仲間たちも、死んでしまった。
悲しい。
けれど、まだ終わっていない。
新撰組は語り継がれていく。
ここでは、一人の少年によって。
「終わり」は寂しいけれど、「新たな始まり」の予感に希望が沸いてくる。
そんな、三谷さんらしい素晴らしいラストシーンでした。

大河ドラマ史上前人未到の素晴らしい続編をありがとうございました!
今はもう只々それだけで胸が一杯です!


※2007年12月再放送視聴

本放送の時に録画して以来、何度も何度も観たはずなのに、やっぱりまた観てしまった『組!!』。
木曜時代劇の枠に収めるためか、微妙にカットしてありましたが、初見と同じように楽しませいもらいました。
無駄のない軽妙な会話と、散りばめられた伏線を余す事なく回収する巧みさ。三谷作品の緻密さには、いつも脱帽です。
「鵺」や「サンドイッチ」、置き忘れたカンテラなどなど、キーワードや小道具を最大限に活かすストーリー構成はいつ観ても見事!
試衛館ズの面々はもう不動で大好きですが、五稜郭メンバーにも愛着があったんだなぁと再認識しました。
本編でもそうでしたが、「『ごめんなさい』でいいじゃないか」「降伏してくるか」と相変わらず名台詞揃いの佐藤永井様も良き哉。
鉄っちゃんの中の子(池松君)は大きくなりましたね。風林の勝千代&勝頼も良かったし、また時代劇でお目にかかれたらいいな。

総集編

「新選組!」が愛しき友となりました!
総集編を見終わって、寂しいながらもどこかホッとしたような気持ちでいます。
これだけ感情移入が出来ながら、時代の潮流もわかりやすい大河ドラマは久々でした。
第一話から欠かさず観た甲斐がありました。
今はこのドラマを届けてくれた関係者の皆さん全てに、只々「ありがとう」という感謝で一杯です。

三谷さん、こんなに新鮮なストーリーで時代がよく分かる脚本を書けるなんてまさに天才です!
キャストの皆さん、魅力的な登場人物を本当に見事に演じ切って下さいました!
スタッフの皆さん、とても和やかで生活観溢れる舞台背景を用意して下さいました!
NHKさん、これだけの意欲作を放送するという勇気ある決断に拍手させて下さい!
そして、実際にあの時代を精一杯生きた隊士や志士の皆さん、心から敬意を表します!

皆さん、一年間お疲れ様でした!
2004年は私にとっても最高に楽しい年になりました!

第49話『愛しき友』

第48話『流山』

尾形さん、一さんに絞め殺されかける…(ガクガク)
いやいや、照れ屋にも程があるでしょうよ。褒めたつもりなのに…。
…はっ!かく言う私も「熱い男」発言をしていた件…!
こここ殺される…!?(逃走)

第47話『再会』

「誰ぞの故郷でのんびりしてなければ…」(by永倉)
甲府城攻略は早い方が良かったのは確かですが、遠まわしな嫌味は大人気なくて大河の永倉さんらしくない…。
負け戦続きで、みんなピリピリしてるって事かなぁ…。

「局長ぉ!俺が居る限り、新撰組は終わらないっ!」(by斎藤)
「源さん、死す」の回から益々熱い男になった一さん。
クールな彼も格好良いけど、熱く燃えてる彼もなかなかいいキャラだ。

ちょっと脱線して(ぉぃw)キャスト絡みの話題。
今度、総司役の藤原竜也君が蛭川幸雄監督の舞台「ロミオとジュリエット」に出演するとか。
そのインタビュー記事の写真にびっくり!
なんと、あの小島資料館の目玉。(?)勇の稽古着に刺繍された髑髏のTシャツ着てました!しかも、ウィンクしてる!
つねさんブランドか!(笑)
しかもドクロの横に「俺たち新撰組」とか書いてあるし。(大笑)
文字が小さくて正確な文はわからなかったんですが、多分あってる…はず。
俳優・藤原竜也の益々の活躍を願って!

第46話『東へ』

慶喜公、突然(というより独断?)の遁走。
そのせいで、船長なのに船に乗り遅れ、置いてきぼりを喰らった草薙榎本さん。
ラッパ飲みしてるワインは、自棄酒ですかそうですか。(笑)

ますます悲しい話になっていく中、副長のモノマネは思わぬネタシーンw
思いっきり不意討ち喰らって、笑いそびれたほど。
あれ?笑うところじゃない…のか?(汗)

第45話『源さん、死す』

予告から胃が痛くて、果たしてまともにオンエアを観られるのか不安だった回。
で、やっぱり泣けてしまいました。山南さんや平助がいなくなった時と同じ喪失感です。(涙)

局長が撃たれ「刀を持てなくなるかもしれない」との告知に取り乱す副長と、「局長の仇をとる」と息巻く皆。
それを厳しく諌める源さん。

「やはり自分は戦に向かない」と言う周平と、彼に歩み寄りを見せる鍬次郎。(←余談ながら彼も多摩の縁者枠で採用された隊士)
そんな二人を見守るように居る源さん。

ドンパチやって、煤だらけ泥だらけになりながらも、明るく振舞う新撰組と会津兵たち。
そこへ自ら炊いた米で握り飯を作って配る源さん。

薩摩軍の銃撃の中に取り残された周平。
たった一人で弾雨の中へ飛び込み、彼を助ける源さん。

銃弾に倒れ、仲間たちに看取られ惜しまれながら、息を引き取る源さん。

最後の最後まで気がかりだった局長に幽霊になってまでお別れにくる源さん。
そうだ、局長。一人で何もかも背負い込む事はない。
あぁ、本当に試衛館の頃が懐かしいと思わせるシーンばかり。

…駄目です。印象的なシーンを整理してるだけで涙が。(泣)
でも、三谷さんらしく明るめのシーンも所々あって少し救われました。
薩摩に一泡ふかせてやろうと旗を奪ってくる面々とか、広い部屋が落ち着かなくて隅っこで寝てる総司とか、 お部屋に飾ろうと作った「菊の御紋グッズ」を錦の御旗にしちゃう岩倉さんとか。(笑)

小林隆さん、お疲れ様でした!
人が良くて縁の下の力持ちな源さんを見事に演じて下さって、本当にありがとうございました!
「弾丸斬り」のシーンも最高に格好良かったです!

第44話『局長襲撃』

第43話『決戦、油小路』

とうとう来てしまいました、油小路事件。

個人的に、油小路事件は新撰組史の中でも一番陰惨と思われる事件。
ドラマで「その日」が描かれる時が、興味深くもあり怖くもあり…。
特に山南さん切腹の回でマジ泣き寸前となり、御陵衛士たちの死を見届ける自信がなくなったりもしたり…。

で、やっぱり思い切り悲しくなってしまいました。
二人の師の板挟み…というより、平助にとっては二人とも同じくらい大切で尊敬している「先生」だったろうに。
勇たちの所へ戻る機会は何度もあったのに、そうはしなかった。
平助はどちらの「先生」も選ぶ事も比べる事も出来ず、討死という結末に至ってしまったのかもしれないなと。
…まだ二十四歳だったというのに。(涙)

中村勘太郎さん、若者らしい初々しい平助を演じてくださって、ありがとうございました。
ラストの鬼気迫るような熱演、素晴らしかったです!

谷原章介さん、言葉にも表情にも含みのある難しい役を見事に演じきってくださり、本当にお疲れ様でした。
局長との対決シーン、清々しく帰路に着くシーン、刺客を一喝するシーン…全て良かったです!

さて、ドラマも早残り六回。
今後の怒涛の展開、ますます気を引き締めて見守ります!

それにしても、鍬っち(※大石鍬次郎)…。
観柳斎の時といい、カモカモも捨助も真っ青のトラブルメーカー。
この先も何かしでかしてくれるのでしょうか?(←彼の結末はググるな危険!です…)

第42話『龍馬暗殺』

第41話『観柳斎、転落』

第40話『平助の旅立ち』

第39話『将軍、死す』

第38話『ある隊士の切腹』

第37話『薩長同盟締結!』

第36話『対決見廻組!』

第35話『さらば壬生村』

第34話『寺田屋大騒動』

はっきり言って45分間笑いっぱなし(笑)でしたが、特に以下のシーンが腹筋にクリーンヒットw
「ど、ど、どうしましょう!」へーちゃん、本領発揮www(何の!?)
「俺のせいだ…」うわw一さんがまたやっちゃた件www
「みんなそれなりにありがとー!」局長が多摩のかっちゃんに戻ってるしwww(嬉)
「傍に居てあげてください」偉い!つねさん偉い!(感心)
つねさんも、お幸さんも、勇のことを本当に想ってくれてるんだなぁ。…局長、ちょっと屯所裏に来ようか?(爆)

大河34話といい、「ぴった●こカンカン」の姫路ツアーといい、スタパといい…
今週は三谷さんに笑わされっぱなしです。(笑)
しかも、思い出し笑いで、なかなかまともな感想を書くことも出来ず。(汗)

"本物"の西本願寺が姫路に移転していたとは、全然知りませんでした。
三谷さんのニンニン姿w 似合ってるんだか似合ってないんだか、微妙なところが何とも三谷さんらしいwww しかも、刀が抜けないし。(笑)
自分の脳内では「新選組」といえば「コスプレ」って感じになってきました。ダンダラ羽織も忠臣蔵の芝居のコスだしw
安住さんの言い間違いにも、ツボりましたよーw
「にゃんにゃん」ですよ?「にゃんにゃん」www 「かんかん」と「ニンニン」が混ざっちゃったんでしょうね。(笑)

スタパのトークは終始三谷さんペース。
こんなにテレビに出られてトークも破壊力抜群wな脚本家なんて、三谷さんくらいなんじゃないでしょうか。
お得意(?)のダメ出し、出演者からのメッセージへの切り替えし、「さとうこういち」ネタなどなど、三谷さん全開の一時間でしたわw
最終回、書き終えられてましたね。
寂しいさを感じつつ、お疲れ様でしたと言いたいです。

続編希望がささやかれる今大河。
二時間のスペシャルドラマでやらないか、という話しも持ち上がってるらしい。
「新選組!」のタイトル通り、新選組の最後の最後、箱館戦争まで観てみたい!
でも戊辰戦争編(勝手に命名)は益々辛い展開だし… たぶん観るだろうけど、前回のノリでやられたら、ティッシュ五箱くらい使いそうだな…。(遠い目)

第33話『友の死』

改めて、ここまで来ると…非常に寂しい。
それも空虚感というか、ガックリと力が抜けてしまったような寂しさがこみ上げてくるような…。
オンエアの最中は、皆の山南さんへの気遣いに一家揃って(!)泣けたり、法度に縛られて彼らが自由でなくなってしまった状況に溜息がこぼれたりと、何かしらの反応がありました。
が、いざ最後のシーンが終わると、もう何も残っていないような空虚感。
別の意味で真っ白な気持ちに。
今まで当たり前のように顔をあわせていた人。
その人がもう帰って来ないという事が、まるで自分の一部がなくなったような重い喪失感となって心にのし掛かる。
それは山南さんが皆にとって、文字通り「自分の一部」のような、本当の「仲間」だったからなのでしょう。

こんな感想が出る程ドラマに入り込める脚本を書いてくれた三谷さん、これからも期待しています。

堺雅人さん、お疲れ様でした。
とても素敵な山南さんを演じてくれて、本当にありがとうございます。
巷の山南人気は、ひとえに堺さんのお陰だと思ってます。(笑)

おそらく「政治」よりも「仲間」を選んで京に残り、「掟」に命を委ねた山南敬助本人の最後は今なお謎に包まれています。(腰掛け疑惑とか伊東派共謀説とか色々言われてますが…)
平成に生きる自分たちに真相は知る由もありませんが、ここはご冥福をお祈りしたい。

さて、残り後半。まだまだ、新選組のドラマは続く。
松原さんばりに気合い入れ直して、しっかり見届けたいと思います。

第32話『山南脱走』

第31話『江戸へ帰る』

第30話『永倉新八、反乱』

第29話『長州を討て』

第28話『そして池田屋へ』

第27話『直前、池田屋事件』

第26話『局長、近藤勇』

内山与力暗殺に深雪太夫の舞と三味線の旋律をかぶせる演出には、思わず膝を打ってしまいました。
個人的に三味線の力強い音が好きなもので。

ところで、内山彦次郎役のささきいさお氏。
彼は「宇宙戦艦ヤマト」で「斎藤始」という隊員役をやっていたそうなんです。(作中には沖田艦長なども登場します)
テレビ雑誌か何かのインタビューでご本人も「三谷さんの遊びかな?」とコメントしていたらしいですし。
さらに「科学忍者隊ガッチャマン」では「コンドルのジョー」という役をやっていたそうで…。
いやぁ…これをネットで知った時、一時間くらい大爆笑して笑い死にかけました。(笑)

第25話『新選組誕生』

第24話『避けては通れぬ道』

「せいぜい気を付ける事だな、山南さん。先に行って待ってるぜ」(by新見)
山南さん、新見氏に呪いをかけられる…。(ガクブル)

見世物小屋の鸚鵡に本気で突っかかる大人気ないカモカモに笑いwww
「アホウ。オマエ、シヌデ」
鸚鵡まで預言者化!?いやはや、嫌な予感しかしません。(棒読み)

ちなみに、この鸚鵡の声はなんとぐっさんだったとか!?(驚愕)
スタッフから「是非に」とのオファーだったそうですが、オンエアではボイスチェンジャーを使われてて「意味ないやん」とつっこんだらしいですが。(笑)

そういえば、永倉さん本人が老後を過ごした小樽で素人演芸大会にて声色芸を披露した…とのお孫さんの証言があったりします。
香取慎吾君が勇役にキャスティングされた理由が「(本人同様)拳骨が口に入る(一発芸が出来る)から」(by三谷幸喜)だったそうなので、 ぐっさんが永倉役になった理由が「(晩年の本人同様)モノマネが出来るから」とかだったら面白過ぎるんですがそれはwww

第23話『政変、八月十八日』

「新見。お前、腹を斬れ(by 鴨)」「彼らは京の町を火の海に…(by 山南)」
預言者増殖中www
ここまで示唆されては、伏線を通り越してもはや予言w

会津藩邸に山南さんがいっぱい…じゃなくて!山南走り軍団が疾走。(笑)
もともと袴を押さえる走り方は通称・侍走りと言われてたそうですが、今ではすっかり山南さんのトレードマーク(?)に。

「どの宿に泊まっているのか聞いていない」カモカモ軍団ナンバー2、役に立たず。
しかし、状況分析と難しい話にはいつもの通り本領発揮。

勇に呼び止められてビクつく広沢さん。
お仕事をあげるのを忘れてたようで、一瞬気まずそうな表情に。

「命をかけて御花畑をお守りします」wwww
いや、失礼w
なんて言いますか(スポーツ解説者風)、この大河の可笑しさというのはこういう所。
本人達は大真面目なのに、はたから見ると思わず吹き出してしまうという。(笑)

勇が容保公に一生懸命尽くすように、容保公は帝に一生懸命尽くしていたのでした。
わかる…わかるよ、その気持ち。
尊敬している上司に励ましの言葉をかけられるというのは、何よりの励みになるもの。

「桂小五郎を追い出せる」と、ほくそえむ歳三に山南さん絶句。(笑)
歳三の桂さん嫌いがここまで極められていたとは…!
江戸の蕎麦談義から続く遺恨はそうとう根深そうだ。

ひでちゃんのおむすびに隊士殺到!人気者だ、ひでちゃん。
で、雅さんが怒っちゃった。(笑)
こんなひでちゃんに好かれながら知らん振りとは…もったいない総司。

カモカモの朝帰り。
鎧を干しておかなかったせいで「何か」湧いているようで。かゆそうwww

御所の門前で通せんぼを喰らう浪士組。
そこへカモカモがずずいっと前へ。
大将を脅して、御花畑へレッツゴー!です。(違)
「浪士組に芹沢さんはなくてはならない人だ(by 勇)」
ですよねー。こんな押しは、勇じゃなかなか出来ません。

青い制服がぞろぞろと、お上りさん丸出しで歩く姿は…それなんて幼稚園の遠足?(爆)
地図を見るのはやっぱり山南せんせー。(違)ナビゲーターは得意そうです。

最後はちょっと真面目に。(笑)
修羅道へ突き進む決意をした歳三。それを複雑な面持ちで見る山南さん。
目を合わせられなかった勇と容保公。そして人を斬るとは何なのか問い続ける総司。
…歴史の結果はすでにあるけど、大河の彼らの行く末を見守りたいですね。

第22話『屋根の上の鴨』

二人で仲良く(?)お汁粉を食べながら会津藩御預かりになったらどうよ?と考えた、山南さんと歳三。
そんな「しるこフレンズ」の連携プレーが本当に良いw
先の事を思い「そうそう。山南さんも居ないと駄目なんだよ」と一人ぼやく今日この頃。

さて、壬生浪士組を受け入れつつある八木家。
ついに雅さんが折れました!相撲につられ(強制終了)
力士乱闘事件がこんな形で実を結ぶとは、まさに災い転じて福と為す。
が、手放しには喜べない気配がそこかしこに。
前回、勇に叱られたことで何やら反抗期に突入したような総司。
カモカモ達にくっついて行くところへ勇の命を受けた一さんが、登★場。
何か…何か…今更ながらすっかり番犬にw そのうち尻尾と耳が生えてきそうで怖いなwww(爆)
そういえば、前もお守り役をつけられてた総司。 末っ子(※最年少は平助)は何かと心配かけてくれる。

そして飲み屋の帰り道、又三郎がカモカモの機嫌を損ねたという理由だけでお手討ちに。
突然の事に新見氏も画面の隅で驚愕。
…このドラマって、基本的に悪い人がいないだけに誰かが死ぬたびに「うわぁ…」ってなってしまいます。
「取り入る相手を間違えれば命取りになる」
達観し過ぎ!w本当に二十歳なの!?www
…まぁ、これを心得ていたこそ彼は最後まで生き残ることができたんでしょう。

「人を斬るだけの道具にはなるな(by勇)」
今回、総司に向けられる台詞は彼にとって重いものが多い。
しかし、カモカモときたら「人を斬っても悔やまなくていいのが武士だ」とか、危険な調教をしてくる件…。(ガクブル)
いや、いちいち気にしてたら身が持たないでしょうけど…一理あるんですけど…ねぇ?

「呼ばれなくても来るのが捨助でございますよ!」
決め台詞と多摩からの預かり物を引っさげて、最も歓迎されない男・捨助が京にやって来ましたよ!(笑)
で、何度邪険にされてもめげない流石の捨助も、歳三と二人きりになってはいけない事は学習したようで。(爆)
しかし、竜馬さんに続いて神出鬼没の怪人(違)がまた一人、京の都に増えていくw

ついにスタートした壬生相撲興行。
チラシ配りに戸惑う一さんに笑いw妙になれてる永倉さんと左之助にも笑いwwww
「俺ァ別に構わないよ」
「生きるためになんでもやってきたもんな、俺たち♪」
左之助のやけに説得力ある台詞に、やけにあっさりと同意する永倉さん。 この二人、ここでもやっぱりいいコンビだ。(笑)
そして、仲間と一緒にいる時に見せる、一さんのはにかんだような笑顔も年相応(しつこいw)でいい感じだ。(笑)

一方、八木家でお土産用の扇子を作るへーちゃんと野口君。
すっかり仲良しになりました、この二人。
今まで、総司と平助、総司とひでちゃんと平助、平助と野口君が、ほのぼのしてて微笑ましいと思ってきましたが… どうやら、結局へーちゃんが可愛かったようで(そこかw)、今更それに気が付くというw(爆)

カモカモ軍団より試衛館組に居る時の方が楽しそうな野口君。 平山さんに呼ばれた時の行きたくなさそうな表情。
お世話になったカモカモには逆らえないと思われ…。大変そうだ。

本人の手形がもらえないなら捏造しちゃえという詐欺まがいの案はやはり歳三のだった件。(白目)
流石は商売人、銭の稼ぎ方が一味違う。(褒めてんだか貶してんだかw)
それにしても島田さん、もう歳三に使われてないか?www
監察の苦労はすでに始まっていたようでw

そして相撲観戦に広沢さんが…と思いきや、後ろの人垣が左右に分かれて…分かれ…て…
ええぇぇっ!?
か、か、容保公!その格好は何ですか!?若旦那ですか!?似合いすぎます!(爆)
「一度このような場所に来て見たかったのだ(by 容保)」
アレですか!? 「下々の暮らしに興味津々な行動派のお殿様」ですかw それなんて「暴れん坊●軍」www(爆)
驚く一同と会津のお忍びご一行の横を「ふんどしが切れてしまった大男」が通り過ぎていったとさ…。
「忘れてください(by 勇)」「忘れようか(by かっしー)」…じゃなくてw(笑)
カルチャーショックの洗礼を受け(違)、八木さん親子の隣の席に案内される容保公。 怪訝そうに殿を伺う八木さん親子にまた笑いw

そこへ捨助乱入!恐れ多くも会津藩主に席を空けろと、からみまくります。 …知らないとはいえ、怖いもの知らず。
しかし、容保公も負けてない。 立ち見の人もいるのに席を三つも独り占めするのはよくないよ、と反論。
殿の方が一般常識あるっていうのは、どーなんでしょう?どーなんでしょっ!?wwww
さらにそこへ殿のピンチを察知した会津藩SP(違)が颯爽と(?)登場! 鮮やかなお手並みで捨助を連行して行きました。 思わず、彼らの目にサングラスが見えたような気が…。(笑)
この回で一番のツボはやっぱりここ。 殿を影からお守りする会津藩士たちが最高!

興行は無事に終了。殿も壬生浪士組も小野川部屋も満足気。
さぁ、めでたしめでたし、と思いきや…
大和屋焼き討ち!芹沢鴨爆発、再び(リータンズ)!
自分で自分を追い詰めて、破滅の道を突き進む鴨にはかえって切なささえ感じます。
でも勇の前では自分を誇示しても見透かされるのか、強がりきれなくなるという。
まだ救いようがありそうなだけに、誰かに何とかしてほしいと思っているのかもしれない。

で、ラストは「しるこフレンズ」ダブル副長の交互アップで締め。

第21話『どっこい事件』

第20話『鴨を酔わすな』

このタイトル…カモカモがまるで動物扱い。(笑)
「餌を与えないでください」の代わりに「酒を与えないでください」とか(ゲフゲフ)

鴨のお揃いルックを揃えよう案で、勇のコスプレ魂に火がついた!
「ネギの葉っぱ色の忠臣蔵とかどうよ!」(どーん) …じゃなくて!(笑)
いよいよ、ダンダラ羽織のお目見え。
あの隊服なくして、おそらく自分は新選組に注目しなかったでしょう。
とはいえ、インパクトは凄いが、よくよく考えみると今も昔も「かなり恥ずかしい」(by歳三)格好なのは間違いないwww

大阪に宿をとった勇達は、上司・広沢さんと同室に。
「ここから入らないように」って、広沢さんマイ・テリトリーを確保。 修学旅行の一風景のようだwww

さて、隊士募集に残った山南さん達。
看板合戦はまだまだ続く模様。人ン家の門で。(笑)
人ン家といえば…この人たち、前川さんのお宅を勝手に使う気満々。
源之丞さんの奥さんの心配が的中。鼠の如く増殖していく人たちwww

そして、最近総司をからかってるお梅さんが、ひでちゃんの前で彼をかっさらっていきましたとさ。(笑)
しかし、一さん「純粋な青年が性悪女に入れ込む。一番良くない形だ」って…表も裏も知り尽くしたようなコメントで。(笑)
続いて、隊士になりたいとやってきた河合さんの負けっぷりを笑っていたら、素手の松原さんにやられて落ち込みモードに突入。
こういう時の彼は、ひどく年相応(二十歳)に見えるから不思議w(大失礼)

歳三の腹黒度が上昇中。山南さんの腹黒度も上昇中。
この副長コンビは色んな意味で最強。(確信)
そしてその片割れ・山南さんが河合さんの人間計算機振りを見て「採用です!」(大爆笑)
この台詞といい、立会いの時の掛け声といい、堺さんのハリのある声は格好良い。

一方、総司はお梅さんの影の部分を知って驚き。
何かあるのかなと思ってましたけど、何となくお梅さんの行動理念が見えてきたような。 それが鴨と似ている事も。

再びカメラワークは大阪へ。
相変わらずどこにでも入っていける竜馬さん。 世界人類皆兄弟なうらやましい御仁。 自由人で他人に自分の主観を押し付けない。
そんな彼から報告が。

ミスター・オージンジ(違)こと佐々木さんが、対立の末に清河さんを暗殺。
志ある者同士の殺し合いは、見ていて辛いものがあります。目的はそう違わないのに、方法論で内ゲバに走るほど不毛な事はありません…。
でも、それも幕末と新選組の一面。人は火傷しないと学習しない生き物。
短いながらも伊原さんの殺陣は締まってた!流石アクション俳優!
早く見廻組が出来ないか楽しみです。

そして、桂さんとも再会した勇たち。
しっかり付いて来たカモカモが桂さんに議論をふっかけた事で場は一触即発状態に!
毒舌でカモカモを返り討ちにする桂さんはなかなか怖かった。
怒って席を立つカモカモを見て「いいもん見せてもらったぜ」とニヤける歳三。
しかし、新見氏の反応は「…ま、それがあの人のいまひとつ大きくなれない訳だな」と冷ややか。
ちょっと意外。

夜の大阪で、お幸さんこと深雪太夫と再会する勇。
この二人、何となくつねさんとイメージがかぶります。
やっぱり彼は「小柄なのが好み(by歳三)」なんでしょうか?(笑)

昼間の事でご機嫌斜めなカモカモ。
広沢さんにからみまくって勇に叱られてしまいました。
そんなカモカモに酒をかけられようと取り乱さない勇が、リーダーとしての貫禄を見せつける事に。
座を良くしようと勇が源さんと多摩の踊りを、そして歳三が自慢の(?)美声を披露!
アンコールは住友林業のCMソングですね分かります。(違)
知らない踊りに乗ってくれる永倉さんと左之助も、いいチームワーク。
その甲斐あって、広沢さんも太夫たちも芹沢組もめでたく笑顔に。

そして、一人座敷を出て行った鴨の様子を見に行く勇。
…あの芹沢鴨が、涙をっ!?(驚愕)
鴨が涙を浮かべる新選組作品なんて、滅多に見れませんよ、天然記念物(?)ですよ!
鴨の内面を垣間見るたびに、彼は孤独で一杯なのだなと。誰も信じられないから、誰にも信じてもらえないと…。
「私は好きですよ、この羽織」
勇なりの精一杯のフォローは、鴨の心に届くのか…。

第19話『通夜の日に』

のっけから、久さんのご臨終。(涙)
いつも明るい八木家がひどくしんみり。雨がまたそれに拍車をかけて…。
逆さの箒が、あんな形で出てくるとは予想外。予想外だけに温かい感動です。
死んだおじいさんになりきってあげる左之助も優しいな。
そして「お迎えはあかん!」…源之丞さん、またまたヒットwww
…こんな不謹慎でなんかすみませんw

夜が明けて、いけいけマネージャー歳三、再び!(笑)
葬儀の段取りを山南さんとスムーズに決めていきます。
しかし、一番やる気の勇と左之助は役なし。
歳三のさり気ない気遣いが伺えます。
この気遣いが伝わらなくなっていくんだよな…なんて、ついつい先の事を思ってしまう。

さて、おまさちゃんの甘味処で落ち込む左之助を元気付けようとする勇。
さすがリーダー、しっかりして…ないんかーいっw
「俺をなぐさめに来たんじゃねぇのかよ…」そ・の・と・お・りwww
早くもお幸さんといい雰囲気の勇。左之助は左之助で、未来の奥さんと初対面。
…ここって、その名のとおり出会い茶(強制終了)

カモカモ(ついにこの呼び方にw)の総司いじめパート2。
どんどん穏やかじゃなくなっていくwww
総司よ。人には、大人になって良い部分となっちゃいけない部分がある訳だがw

そして、皆は葬儀の準備。
一さんもしっかりお手伝い。この調子でどんどん馴染んでいくがいい。
その後ろで、一生懸命に雑巾をかけるへーちゃん、
総司に膳を押し付けられて腰にきそうなへーちゃん、
ひでちゃんをさり気なく庇護するへーちゃん
…いや、かわい過ぎるんですがwww
なんでこんなに毎回毎回かわいいんだwww
何をしても必死な表情のへーちゃんは本当に健気。(笑)

ニューフェイス・島田魁登場!いきなりの鴨居激突は、かなり笑いました。
時折出てくる田舎弁が素朴な人柄を物語るよう。
「人が良んですこいつは」…そう言う貴方もかなり人が良いですよ、永倉さん。(笑)

そして通夜の晩。
勇vs久坂さんの一触即発の危機を鴨がカッコイイ啖呵で片付けてしまいました。
こういう場での鴨は筆頭局長としての貫禄充分で粋な大人。…これで酒乱でなければ、ねぇ?

そして島田さんの方向音痴が発覚。 泣きそうな顔になっちゃってますwww
キッパリ言ってる場合じゃないよ、永倉さんw
「なんでそんなヤツに頼んだんだ!」という歳三のツッコミはごもっともwww

一さん、悪い仲間(小六)に押しかけられてまた助っ人をやらされるハメに。 二重生活は苦しい…。
が、夜の古寺での殺陣はメチャクチャ格好良かった!
徒手空拳と峰打ちで殆どの相手を仕留め、頭目の差料をすれ違い様に引っこ抜いて打ち据えるというスーパーテクまで披露!
これは嫌でも頼られる訳だwww
そして、肝心の線香タイムリミットは勇に救われた一さん。
ますます「恩」がかさんでいきますが、これを返す為に彼は新選組に義理を通す訳か…。

やっとこさで、お坊さん到着。経をあげて葬儀開始。
今回は左之助の情にもろい一面がよく出ていた。
普段はガサツな暴れん坊も、本当は人の為に泣いてあげられるほど根は優しいようだ。

そして、無事に葬儀を終えた八木家と壬生浪士組。
しかし、もう一つイベントが!ひでちゃんのカミングアウト!(笑)
八木家の信頼を勝ち取れた証ですな。
当然の如く驚く勇。眠気がどっか行っちゃった総司。いつになく動揺する歳三。…ん?歳三?
「くそぉっ!どうして気が付かなかったんだ…俺としたことが」
えーっ!気付いてなかったんかーい!?あんなに触ってたのにー!?
「女好きのお前にとっちゃ一生の不覚か」(by勇)
「ありゃあ、女だろ?見りゃわかるよ」(by鴨)
嗚呼、彼の女目利き(何それ)の称号が、音を立てて崩れていきました…。
でも心配ご無用。次の日には、もう落とす算段を考えているはず。(爆)

第18話『初出動!壬生浪士』

「おまえ何もんや」…源之丞さん、ポロッとヒットを飛ばします。(笑)
そして、出で立ちも態度もすっかり武士気分の又三郎さん。
大手に内定して粋がる新卒の匂いしかしません。(爆)

相変わらず天真爛漫な竜馬さん。
勇をトップにすべく奮闘するいけいけマネージャー歳。
役決めの露骨な意地の張り合いにウンザリ気味の勇。
難しさを増す政治情勢と過激さを増す久坂さんに苦労する桂さん。
野良犬生活wから中々脱却出来ない一さん。
フレンドリーにコミュニケーションを試みるもスルーされる左之助。
とうとう縫い物までさせられても楽しそうなへーちゃん。
そんな彼にニッコリ手を振る、顔は怖い(失礼)が中身はいい子の野口君。
男連中に匂いを嗅がれてタジタジのひでちゃん。
「あねうえー!」発言とお梅さんへの憧れでシスコン疑惑浮上の総司。
出て行こうとするお梅さんの前に立ちはだかり障子をスパーンと開ける鴨。
賑やかすぎる…!(爆笑)

相撲大会も楽しすぎwww
芹沢派の人たちが丁寧に描かれ、一さんが皆に溶け込んでいく演出もいい感じに。

そして、行き着くところまで行くだけの道へ足を踏み入れた壬生浪士組。
あらゆるものを犠牲にして死ぬ物狂いでやっていくのに、結果を思うとやはり切ない。
でも自分で決めたことに全身全霊を傾けた彼らは、ある意味すごい人たちだと思います。

第17話『はじまりの死』

殿内さーん!
幸薄でタイミング悪すぎな人生の貴方でしたが、そんなダメっぷりが好きでしたwww
が、最後は本気で悲しかったです。どうか安らかに…。(合掌)

紋付、やっぱりお揃いでしたね。これなら隊服いらないんじゃないでしょうかw

「50本くらい打っとけ!」に笑いw看板攻防戦www
しかし、そんな事して八木家の門は大丈夫なんでしょうかwww

左之助と久さんの組み合わせ(?)は意外でオモロい!(笑)

甘味処でお幸さんを助けてあげる場面は、皆格好良いのなんの!
所構わず思いっきり闘っちゃう一さんが強いのなんの!
店に気を使って、わざわざ外で浪士をのしちゃう源さんがらしいのなんの!
まったく動じず黙々と汁粉を食べる永倉さんが素敵なのなんの!
そして木刀握ったまま呆然としてるへーちゃんが可愛いのなんの!
「そっけない(by勇)」にも大笑いしました。(笑)

一さんは、すっかり勇の番犬化。
店に入れば怖い顔のまま外で待ち、主人の為なら過激な仕返しもする。
そう。昼間 勇に無礼を働いた平山さんの鼻をザクリと…ザックリとやってやりましたよ彼は。怖っ!

壬生狂言鑑賞の後、今度は隊名合戦と役職合戦に続き、知識合戦勃発。(笑)
しかし、主戦力の山南さんがあがってしまい会話参加はならず。

宴の後、いそいそと皿を片付ける源さんはまんま主夫w

殿内さんを斬った事に鴨が罪悪感を示したのは意外。
今回の大河はやっぱりここが良い。
悪役として描かれる事も多い鴨に人間味が垣間見え、勇の大勢を惹きつける人柄もよく伝わってくる。

そして、粕谷さんが為次郎さんに次ぐ預言者に。(笑)
組織名やら組織の顔やらの話しにうんざりしていた粕谷さん。
今回、一番共感したのは実は彼でしたね。

第16話『一筆啓上、つね様』

久々登場の近藤家+沖田家の面々。
相変わらず、つねさんが可愛い。
手紙読む前の咳ばらいとか「おしまいっ」とか♪
こんな可愛くてしっかりした奥さんが待ってるのに、勇…あんたって人は…。

手紙の内容にちょっと見栄を張ってしまうのは今も昔も変わらないのだなぁと微笑ましく。
そして、せっかく帰ってきたのに皆から集中攻撃されてヘコむ林太郎さんにも笑わせていただきました。

近藤勇ファンクラブ、只今会員増殖中。(笑)おじいちゃん二号こと鵜殿さんが新加盟。
頼れる上司に変身したおじいちゃんに佐々木さんはやられっぱなし。
やはり転職をお勧めします。(笑)

へーちゃんの「プチ源さん」化が著しい今日この頃。(笑)
源さん&平助コンビもツボですが、総司&平助+ひでちゃんトリオも益々ツボです。

第15話『行くか残るか』

多摩時代の和やかな雰囲気から、だんだん空気が重みを増してまいりました京編。
でも、登場人物が増えるのは嬉しい。 ある時を境に、増えた端からまた減っていくのですが…。
佐々木さんたちのやり取りは「役人(公務員)は大変だわ」としみじみ。
っていうか、鵜殿さんの「めまいが…」「お前だけが頼りだ」がウケるwww
おじいちゃん二号(勝手に命名w一号は根岸さんwww)は頼れるのか頼れないのか微妙です。(笑)

なんだかんだ言ってもホッとする食事風景。
平山さん、意外と言葉遣い正しい…「すみません」って言ってる… 単なる癇癪持ちなのか?ちょっと驚き。
そして、平間さんに「おばちゃん」呼ばわりされた源之丞さんの奥さんのご飯の盛り方に笑いwww
「文句あるなら食うなや」って気持ちがよく表れてます。(笑)

とうとう箒の意味を知っちゃった勇。「俺たち嫌われてるみたいだな…」と、しょんぼり。
その横で歳三はお梅さんに釘付け…やはり、女子落としのキング。(笑)

稽古後の井戸端の風景が、思いっきり体育会系で笑うwww 男子校だ!青春だ!(笑)
ひでちゃん、相変わらず困惑中。でも、そこが可愛い。
ひでちゃんと総司とへーちゃんの若者三人の初々しさが可愛くて仕方ない。(笑)

お政ちゃん、意外と早い登場。近所の甘味処で働いてる設定のようです。(←史実の彼女は商家の娘さん)
左之助との出会いは食べ物がらみ?

さて、自分は黒蜜派なところてん。
ところてん談義は納豆談義に続き、山南さんにカルチャーショックを与えたようで。(笑)
山南さんも「生きた知識」をどんどん得て、歳三に負けないようにw

蕎麦屋帰りの鴨さんとお梅さんと言葉無き出会い。 目線だけが交錯する描写が何気に意味深。

そして、前回に続いて八木家で懸命に雑巾がけする源さんとへーちゃんが個人的にツボ。(笑)

今回のタイトル「行くか残るか」は、特に山南さんの葛藤を表していたと思われ。
終始苦悩の表情を浮かべる山南さん…何かと悩み多き人です。
「人を信じない人間に、命は預けられない」
…あの時の山南さんの気持ちだけでなく、これからを暗示するなかなかに重い台詞。

しかし、数珠で場所取りをするへーちゃん…
その場を死守するへーちゃん…
歳さんに「行って来い」と言われても嫌な顔ひとつしないへーちゃん…
健気だな。

勇さん達が帰らないと知って落胆する八木家の人々。
でも、ひでちゃんだけは嬉しそうだ。 お父さん(=源之丞さん)は力抜けちゃってるのに。(笑)

清河さん、自分の生まれや本音を包み隠さずぶつけます。
革命家のような仰々しい部分はあれども、勇と同じように身分で苦労してきたと。
「喜んでこの首、差し上げよう」とは、彼なりに日本を変えようとする決意と覚悟か。

そして、やっぱり不運な殿内さん。 帰ろうとすれば、早くも斬られそうになるし。
しかし、山岡さんはいい人だ。
見ず知らずに近い殿内さんを自分のボロ家(by勇)…ゲフゲフ…いや、自宅に置いてあげるとは。(←山岡家の赤貧っ振りは最早ネタレベルw奥さんカワイソス…)

クライマックスは三つ巴の清河八郎攻防戦。
京の路地を様々な人や事件が行き交う様は、静かなノンストップアクションという感じ。
それにしても、大河の永倉さんはかなり性格良く描かれてる。 誰かが悩んでたり先走りそうになると何気なく良い事を言ったり、世話役やお目付け役まで任されたり、「皆の兄貴」的なポジション。
真意を探るべく勇さんの狙いを看破してみせる鴨さんを前にして、山南さんの黒い笑顔(←失敬)が久々に登場!
「ここは私が」と刀を抜く場面や、軽快な太刀筋と鋭い掛け声を放つ場面が格好良いのなんの!
山南役が堺さんで良かったと、最も思った瞬間でした。

そして…斎藤一、いよいよ合流!
無精髭なんか生やしちゃって渋さ倍増!凄みも倍増!
そして快く受け入れる試衛館の面々。
新しい仲間が加わる時って、彼らの表情がいつにも増して爽やかに見えます。
まさに「幕末青春グラフティー」!

そういえば、チーム分けを見て気付いたことが。
鴨さんチーム+山南さん&へーちゃん…後に粛清されてしまう人たちでは?
勇さんチーム…戊辰戦争で死んでしまう人たちでは?
そして別行動をとる永倉さんと一さん…後に生き残る人たちでは?
あれ? これって、これって…後々の伏線?
だとしたら、すご過ぎます三谷さん!(驚)

気付いたと言えば、もう一点。
総司が「清河さーん、ありがとー!」と言ってる後ろで、左之助の槍が歳三と山南さんの顔に交互にぶつかってました。演出?それとも本番中のアクシデント?アドリブ?
笑いのツボにもなった、小さな謎です。(笑)

第14話『京へ到着』

第13話『芹沢鴨、爆発』

本当に浪士組の責任者は適当な人が多過ぎるwww
頼りない上司と危険思想家の同僚とわがまま揃いの部下…
佐々木さん、オージンジへ電話しては?(笑)

同じく苦労性のかっちゃん改め近藤勇。
ただ、勇の場合は歳三を始めとした仲間には恵まれていますね。
のちに一時的とはいえ、「御預」してくれる上司にも割と恵まれています。

いつも以上にマイペース振り発揮の永倉さん。
落書きまでしちゃってたとは、こういう所はやはり若い。(笑)
しかし、総司や平助や左之助はわかるとして、まさか「近藤先生」が「俺も書こっ!」とは!(大笑)
絶対、あの後みんなして落書きしている図が浮かぶ。試衛館の寄せ書きwww

歳三の仕切り屋…もとい、副長振りが大いに発揮された回。
「俺はあんたに賭けたんだ」は、彼なりの決意がうかがえます。

左之助…さっきは人に「話し聞いてねぇだろ」とか言っといて、自分は「ちっとも!」ってきっぱり言っちゃうのはどうかと思うぞ。(笑)
そんなんだから、歳三に使われちゃうん(ゲフゲフ)

総司、根岸さんを「おじいちゃん」扱いしたり(可愛いv)
山南さん、物腰柔らかでも毅然としていたり(格好良いv)
歳三、山南さんと連携プレーで村上さんを撃退したり(上手いv)
試衛館組は楽し過ぎる!(笑)

ご機嫌斜めの芹沢鴨は、まさに「爆発物取扱危険状態」…でも、何故か笑けてしまうwww
いつも以上にオロオロモード全開の平助(へーちゃんと呼びたくなってきたw)と、全く怯まない総司と、祝言に続いてさりげなく墓穴を掘る歳三と、本当に鳥小屋に入ってしまう鴨に大爆笑。(笑)

本題の大焚き火騒動は、それぞれのリーダーの見せ場。
歳三とは違った形で副長として働く新見さん。怪しさ爆発のキャラがウケます。 あの甲高い声とぼそぼそ喋りにやられました。(笑)
そして、そんな人たちの組に入っていたが為に受難の林太郎さん。「じゃあね」と、それを呆れて見送る総司に笑い。何とも似てない兄弟w(←義理のなんだから当たり前w)

殿内さん、神経細いな。「…駄目なんです」に爆笑。
やっと一人部屋になれたと思ったら、大焚き火騒ぎで安眠を妨げられた上、よりによって一番おっかない人(※鴨)と同室に。どこまでも幸薄ですw

いつにも増して見所満載な今回。こちらも爆発しまくってました。(笑)